中国国際放送局傘下の国際オンライン(CRI Online)の主催により、外国人記者の安徽省合肥市取材ツアーが5月24日から27日まで行われました。
取材団は25日、合肥市にある江淮汽車(JAC)を訪問しました。国内中堅国有企業の一つである同社はいま、新エネルギー車の開発に力を入れており、2017年6月には独フォルクスワーゲン社と電気自動車(EV)の研究開発・製造を行う合弁企業の設立契約も結んでいます。
記者たちは取材の中で、最新型の純電気自動車「IEVA50」の紹介を受けたほか、テストコースでの運転を体験しました。
同社の新エネルギー車研究院に所属し、車両のトータルデザインと機能開発を担当する徐国勝氏は「新エネ車の動力は電気に完全に依存するため、電池の安全性こそが重要になってくる。JACが研究開発した第三世代の液冷式電池技術は、サーモスタット機能により極度な低温または高温の環境下での安全で安定的な運用の問題を徹底的に解決した」と示しました。
▲記者団が訪れたJAC社屋
▲新型の純電気自動車「IEVA50」
▲テストコースでの試運転の様子
▲JAC新エネルギー車研究院の徐国勝氏
▲同社ではガソリン車の開発も継続している 写真は新型SUV「瑞鳳S7」
▲瑞鳳S7のインテリア
▲試乗を体験するCRI日本語部の張強記者
(文・写真梅田謙)